鳩の鳴き声の種類はさまざまです。「ポッポー」「クルックー」など、鳩の鳴き声にはピンとくる人も多いはず。 鳩の鳴き声にはそれぞれに意味があるのをご存じでしたか?威嚇や求愛など鳴き声の持つ意味もさまざまです。
しかし、そんな鳩の鳴き声による騒音に頭を悩ませているかたも多いようです。公園で見かける鳩ならともかく、定期的に自宅の周りに大量の鳩がやってくるときの騒音はときに耐えがたいものになるでしょう。
今回は鳩の鳴き声の意味や、その鳴き声による騒音を防ぐための方法を解説します。現在鳩の騒音の悩んでいるかたや、最近近くで鳩の姿をよく見かける人はぜひ参考にしてみてください。
目次
- 鳩は何を話しているの?鳴き声の意味とは?
- ポッポー?鳩の種類によって鳴き声は違います
- 騒音レベル!鳩の鳴き声がうるさいときどうしたらいい?
- 鳴き声ばかりに気を取られないでください
- 日ごろからできる3つの鳩よけ対策
- まとめ
■鳩は何を話しているの?鳴き声の意味とは?
「クック―」「ポロッポー」。鳩の鳴き声にはいくつかの種類があります。鳴き声の種類があるということは、その鳴き声にも意味があるということなのでしょうか?ここでは鳩の鳴き声がもつ意味について紹介していきます。
【威嚇】なわばりに入らないで!
鳩は縄張り意識が強い鳥です。そのため、鳴き声のなかにはまわりの鳩を近づけないための威嚇の意味があります。威嚇の鳴き声は一般的な鳩の「平和で優しそう」というイメージとは少し異なりますが、威嚇の鳴き声はよく発します。
【求愛】スキスキ!
鳩の鳴き声には求愛の意味もあります。鳩の繁殖期間は年間365日。そのため、求愛のために発する鳴き声も毎日発しています。求愛の鳴き声はときにとてもリズミカル。気づけばいつも聞いている鳩の鳴き声のなかにも、紛れ込んでいるかもしれませんね。
【呼んでいる】ねぇねぇ!
鳩の鳴き声にはオスがメスを呼ぶときに発する鳴き声もあります。この鳴き声の意味は、巣を発見したよ!という意味。オスがメスをその場所に呼び寄せるために発するものです。
■朝によく鳴くのはなぜ?
鳩がよく鳴く時間帯は朝。そんな印象をお持ちのかたも多いのではないでしょうか?その印象は的を射ています。朝の時間帯の鳩は、1日のなかでも一番元気です。鳩が発する朝の鳴き声には1日を始める合図の意味があります。
また、他にも自分の縄張りを知らせるための役割や、オスが求愛のためにメスを呼び寄せる意味もあります。鳩の鳴き声の意味は、同じように聞こえてじつはそれぞれ異なるとうことです。鳩が発する鳴き声には、大きなメッセージが込められていたんですね。
ポッポー?鳩の種類によって鳴き声は違います
じつは鳴き声は鳩の種類によっても大きく異なります。ここではたくさんの種類がいる鳩のなかから、いくつかの鳩の種類を鳴き声別にご紹介します。
【クックルー】ドバト
ドバトは公園などでよく見かける種類の鳩です。もともと海外の家畜用品種が日本で野生化したもの。ドバトの鳴き声は「クックルー」や「グルグル」といったもの。聞けばすぐにわかるでしょう。
【ホーホー】キジバト
キジバトは田舎生まれの品種の鳩。最近では、都会でも見かけるようになってきました。キジバトの鳴き声は「ホーホー」や「デーデ―」といった低音で響く音。こちらも日本人にはなじみが深く、聞いたとたんにピンとくることでしょう。
【アーオ】アオバト
アオバトはその名前のとおり、見た目が緑色をしている品種の鳩です。あまり一般的な種類の鳩ではなく、ドバトやキジバトと異なり、海水が大好きという珍しい特性を持っています。アオバトの鳴き声は「アーオ」と名前をそのまま反映したかのようなものです。
■騒音レベル!鳩の鳴き声がうるさいときどうしたらいい?
鳩は平和の象徴ともいわれるとおり、おだやかな性格をした鳥です。しかし、そんな鳩もたくさん集まったり、自宅に住み着いたりとなれば、当事者にとってはとてもおだやかな事態とはいえないでしょう。
鳩の鳴き声の意味には求愛や威嚇などさまざま。しかし、鳴き声の種類がなんにしろ、それらの音はときに深刻な騒音被害になってしまうこともあります。
鳩被害のひとつが鳴き声の騒音です
鳩による主な被害は糞や羽による汚染被害。しかし、これらと同じように鳩の鳴き声による騒音被害も頻繁に起こっています。とくに朝の時間や夜間など周辺が静かな時間帯では、集まった鳩の鳴き声は相当に頭を悩ます、騒音被害になってしまうことも。
鳩を追い払うのが一番!でも…
「近くに来た鳩がうるさいなら、自力で追い払えばいい」。そう考えるかたも多いでしょう。しかし、それはしてはいけないことなのです。鳩は「鳥獣保護管理法」によって守られた鳥類。鳩をはじめ、巣にいるヒナやタマゴに危害を加えることは法律で禁止されています。
そのため、鳴き声のうるさい鳩を自分で追い払おうとしただけでも法律違反になる可能性があります。鳩を追い払うためにできることは市販の鳩忌避用アイテムを使うこと。もし深刻な鳩の騒音に悩まされているのなら、専門業者への相談が一番よい方法です。
■鳴き声ばかりに気を取られないでください
鳩の鳴き声がうるさい。そのことだけに気を取られているのは危険です。もしかしたら、鳩は、自分の住みかにする場所を探すために家の近くに定期的に来ている可能性があります。鳩の鳴き声の意味だけではなく、その頻度にも注目しましょう。
鳴き声があるということは近くに住んでいる可能性も
「鳩の鳴き声がよく聞こえる」=「鳩が近くによく来る」ということです。鳩は自分の住みかを探すために何度も同じ場所へやってきては、その場所の安全性を確かめます。そのため、鳩がその場所を安全と思う前に対処しなければ住み着いてしまうこともあるのです。
鳩に住み着かれたら最後…できるだけ防止策を
鳩は縄張り意識が強く、一度お気に入りの場所を見つけてしまうとなかなかその場所を離れようとしません。つまり、鳩に自宅を気に入られたら最後なのです。鳩が住み着く前に、鳩を駆除するアイテムを使って、鳩の浸入を防ぎましょう。
■日ごろからできる3つの鳩よけ対策
自宅でできる鳩の対策法には、おおよそ3つの種類があります。
手すりやベランダに止まっていませんか?
鳩が自宅のベランダの手すりなどに止まっている状態は、その場所を偵察している状態です。この時点で危険がないと判断すると、鳩はグイグイ敷地内に侵入してきてしまいます。
この段階では鳩が嫌う臭いや成分を含む「忌避剤」や、剣山などの鳩用スパイク、手すりにテグスを張るなどして対策が可能です。
ベランダなど敷地内に入っていませんか?
鳩が自宅のベランダなど敷地内に入り始めたら、それは黄色信号です。鳩は徐々にその場所に狙いを定めてきています。もしかすると、すでにその場所は鳩の行動ルートの一部になっている可能性も。
この段階の鳩は、敷地に入れないように鳩除けのネットを張って侵入を防ぎましょう。
鳩糞なって問題外!掃除をしましょう
自宅の敷地内に鳩の糞、その状態、放置していませんか?鳩にとって糞は安全のサイン。汚いからと言って放置したままでいると鳩は何度もその場所を訪れ、最終的に住み着いてしまうことも。鳩の糞を見つけたときはすぐに掃除をしてキレイな状態を保ちましょう。
■まとめ
鳩の鳴き声の意味には、さまざまなものがあります。威嚇に求愛、メスを呼び寄せるためのものなど。また、鳩の種類によっても鳴き声は変化します。耳をすませてみれば、その違いを判別することも可能かもしれません。
しかし、鳩の鳴き声による騒音被害があることも事実です。糞の被害に負けずとも劣らないほど、騒音による被害はときに深刻なもの。騒音被害を受けないためには鳩を家の近くに近づけない対策が必要です。
もし、深刻な鳩の騒音被害に困ったときは、鳩駆除の専門業者へ相談してみるのがよいでしょう。法律で保護された鳩を自力で駆除することは困難です。そんなときは専門知識のあるプロに任せたほうが無難です。
鳩の鳴き声による騒音被害。今回の記事の内容を参考に、泣き寝入りはせずにできる限りの対策、対処をしましょう。静かな環境は快適な生活には欠かせませんからね。
鳩を撃退したい!実はアブない鳩の種類は?被害の予防対策リスト
鳩は日常的によく見る鳥のうちのひとつですが、過去に鳩から被害にあって苦手意識を持っている人も多いようです。自宅付近や通勤経路、お気に入りの公園など、よく行く場所に鳩が多い場合、自宅の敷地内も鳩に狙われるのではないかと不安になりますし、実際に被害を受けてしまうケースも多いのです。
しかし鳩の種類や特性、適切な撃退法を知ることで、被害にあう前に鳩を撃退できるかもしれません。
今回は、自宅付近や近隣にいる鳩からの被害を避けたい方に特に役立つ情報をお伝えします。鳩に怯えずに済む生活を手に入れましょう。
目次
▼最も手強いのは繁殖力の強いドバト
まず日本に生息する鳩の種類を知っておきましょう。私たちが生活する上で最も多く見かける鳩は「ドバト」でしょう。ドバトは海沿いの工業地帯や神社のほかに、私たちがよく利用する市街地にも多く生息しています。
ドバトは「クルルルー」と鳴き、集団行動が多く、首筋の青と白のしま模様が特徴です。 このドバトが鳩の中で最も手強いとされています。後に詳しくご紹介しますが、ドバトは巣に対する執着が特に強く、一度巣を作ると、その場所が人間の住んでいる場所であろうと関係なく何度追い払っても戻ってきてしまいます。
さらに、ドバトは強い繁殖力があるため個体数は増加の一方で、それに平行して鳩被害も急増し続けており社会問題となっています。
▼キジバトも厄介!
ドバトの次に日本でよく見られる鳩が「キジバト」です。キジバトは森林地域や市街地に多く生息しています。
キジバトは「ドゥードゥー」「ポッポー」と独特な鳴き声で鳴き、単体行動が多く赤褐色のうろこ模様の羽が特徴です。
基本的にはオスとメスが一緒に行動していますが、まれに親とはクチバシや羽色が異なる子どもが紛れている場合があります。そういった場合は、近くに巣があるか作ろうとしている可能性があります。
▼鳩のおそるべき習性と被害
鳩は撃退する上でとても厄介な習性を持っている鳥です。さまざまな撃退法があるにも関わらず鳩が増え続けているのは、以下でご紹介するような習性を持っているためと言えます。
・一度狙われたら最後!?恐るべき鳩の執着心と記憶力
鳩は縄張り意識がとても強く、「帰巣本能」という習性を持っています。そのため、一度巣を作ると人が何度追っ払っても巣がある場所に帰ってきます。鳩がたくさんいる場所が特定されているのは、そういった鳩の執着心のためです。
鳩の帰巣本能は、鳩レースなどで1000キロ離れた距離からでも巣がある場所に戻ってくるほど、とても高いものです。
また、鳩は優れた記憶力を持ち、とても頭のよい鳥です。特定の人を覚えて識別できるほどの能力を持っています。例えば、公園で鳩にエサをあげている人がいますが、鳩はそういったエサをくれる人=安全な人、と認識するのです。鳩はこういった安心できる場所に何度も来るようになり、結果的にその場所に住み着きます。そうすると、その近隣で鳩の被害が多く発生してしまいます。
このように、鳩の執着心と記憶力は、鳩を撃退する上でとても厄介なものであるといえます。
・鳩を放置するとこんな被害が…
鳩を放置して住み着かせてしまうと、以下に挙げるような被害が発生してしまいます。
・鳩の糞で車やマンション・アパートのベランダが汚れる
駐車場の車やマンション・アパートのベランダ付近に住みついてしまうと、鳩の糞で汚れてしまい景観が台無しになってしまいます。
・鳩の糞で金属が腐食する
鳩の糞を金属に付着したまま放置すると、金属の腐食につながります。
・鳩の糞が害虫の発生源になる
鳩の糞からダニ、ノミ、シラミなど、私たちの体にも影響する害虫が発生します。
・早朝や夜間に鳩の鳴き声や飛び立つときの羽音がうるさい
鳩が自宅付近に住みついてしまった場合、早朝や夜間に鳩の鳴き声や羽音に悩まされることが増え、鳩の数によってはノイローゼになるほどの騒音問題に発展することもあるのです。
このように、多くが鳩の糞による衛生的被害が主ですが、羽音や鳴き声などによる騒音問題も深刻な被害のひとつとなっています。
たかが鳩と軽視しがちですが、私たちの生活や健康に害を及ぼすとなると、黙って放置するわけにはいきませんよね。
・害鳥じゃないの?法律に守られている鳩
鳩が自宅や近所に住みついてしまった場合、「追い払ってもだめなら駆除してしまえばいい!」と考える方もいるかもしれません。しかし、実は鳩は個人が無許可で駆除することができません。
理由は、鳩を含むすべての野外で生きる鳥類は「鳥獣保護法」という法律によって保護されているためです。具体的には、捕まえる、処分する、巣や卵を破棄するといったことが禁止されています。
ちなみに、鳩と同じように被害が多いカラスもこの鳥獣保護法の対象となっています。ともに害鳥としてのイメージが大きいカラスと鳩ですが、どちらも一般人が手を出せないとなると困ってしまいますね。
▼ドバトもキジバトも撃退する方法
鳩を勝手に駆除することはできませんが、適切な対策を行うことで、鳩を寄せ付けにくくすることができます。 以下に挙げる対策を行う前に、まずは鳩の糞や羽根などを丁寧に掃除しましょう。 掃除する際、糞の菌に触れたり吸い込んだりしないようにすることが大切です。糞を掃除できたら除菌スプレーを吹き付けてください。 掃除が終わったら、以下でご紹介する「鳩を寄せ付けにくくする対策」を始めましょう。
・蛇のおもちゃ
蛇は鳩が苦手な動物のひとつであることをご存知でしょうか。天敵である蛇のダミー(おもちゃなど)を鳩がよく止まる場所に置くことで、鳩が避けるようになります。
・CDのキラキラしている光
CDがカラス除けとして使えることは有名な話ですが、鳩にも効果があります。CDの裏面(キラキラしている側)を外に向けて設置することで、鳩除けになります。
・忌避剤によるにおい
忌避剤(きひざい)とは、鳩が嫌がるにおいや味が配合された薬品です。鳩がよく止まる場所に忌避剤を塗ることで、鳩が近づくことを防ぐことができます。
▼鳩を物理的にブロックし撃退する方法
上記のような「鳩を寄せ付けにくくする対策」を施しても鳩が寄ってきてしまう場合は、物理的に寄せ付けない対策をしましょう。
・テグスや防鳥ワイヤー
ベランダの上によく鳩が止まる場合、釣りで使うテグスや防鳥ワイヤーを、鳩が止まりやすいベランダの手すりなどにピンと張ります。そのようにテグスや防鳥ワイヤーを張ることで、鳩がそこに止まることを防ぐことができます。
・剣山
鳩がよく止まる場所に剣山を設置することで、剣山の長い針が鳩を止まれないようにします。
・ネット
鳩に侵入されたくない場所をネット(網)で覆うことで、鳩を侵入させなくすることができます。その場合、鳩が侵入しないようにほんの数センチの隙間もなくネットを張ることがポイントです。
▼一発解決!?かなり効果的に鳩を撃退する方法
鳩を寄せ付けない対策を行ってもなかなか鳩が立ち退かないのであれば、その時は「奥の手」を使いましょう。
・猫もしくはフクロウを飼う
鳩の天敵はいくつかありますが、その天敵をペットとして飼うことで、長期的な鳩よけ対策とすることができます。特に猫やフクロウは鳩対策のペットとして有能です。猫やフクロウを飼うことによって、住み着いていた鳩がいなくなったという報告もあります。
このように、猫やフクロウを飼うことは鳩対策としてかなり高い効果があるようなのですが、自宅が賃貸でペット禁止の場合など、難しいケースも多いでしょう。 あなたの今の状況と相談して、選択肢のひとつとして考えてみてください。
・もう打つ手なし!困った…!というときは
鳩が巣を作ってしまい、どのような対策をおこなっても効果がなくて「もうお手上げ!」という場合は、鳩の駆除業者に相談してみましょう。鳩駆除に特化した業者であれば、鳩の生態や適切な対策はもちろん、状況に合わせた予防対策などにも詳しいため、安心・安全に鳩対策を任せることができます。
・相見積もりを活用すれば、撃退グッズよりお得になるかも!?
鳩の対策を業者に依頼する場合、まず気になるのが「対策費用」ですよね。できるだけお金をかけたくないけど、しっかり対策して鳩の被害はなくしたい。誰しもそう思うことでしょう。
お得に鳩対策をしたいということでしたら、「相見積もり」をしてみましょう。相見積もりとは、複数の業者に同じ条件で見積もりを出してもらい、価格や条件を比較することです。
まずはインターネット上の口コミサイトや比較サイトから気になる業者をピックアップし、見積もりを依頼します。業者側としても、多くの競合業者の中から自社を選んでもらいたいものですので、他社に負けまいと価格を下げてくれることもあるでしょう。
業者に依頼する費用の相場は、個人宅ですと30,000円~80,000円ほどがだいたいの目安となるようですが、実際の対策内容・場所によって大きく異なります。そのため、きちんと把握したい場合は無料見積もりを利用するのがおすすめです。
その際に相見積もりをすることで、自分の求める条件に合ったお得な業者を選ぶことができます。結果的に、個人でいくつもの鳩撃退グッズを買ってまで対策を施すよりも、プロに依頼したほうが費用を抑えられるケースも少なくないようです。
▼まとめ
いかがでしたでしょうか?私たちの生活の中で鳩による被害は悩ましいものです。被害が長引き、より深刻になってしまう前に、適切な鳩対策を行って安心・安全な生活を取り戻しましょう。 もし「自分では対処が難しい」「業者に依頼するのも不安」と感じたら、ネットの口コミや比較サイトを参考にしてみることで、問題解決に近づけるかもしれません。今回ご紹介したように、鳩対策は時間との戦いでもあります。鳩の数や巣が増えてしまう、被害が近隣にまで広がるなど、手遅れになる前に一度プロに相談されるのが安心でしょう。
ハトの嫌いなものを準備したらハトが減る?ハトと人間の攻防戦
みなさんはハトの被害にあわれたことはありますか?ハトは一度お気に入りの場所を見つけますと、最悪の場合巣を作ってしまいます。巣を作るとどうなるかといいますと、騒音やフンによる人への健康被害をもたらし、大変危険です。
ではハトを寄せ付けない方法はあるのでしょうか。実はみなさんにもできる対策法がいくつか存在します。ハトの嫌いなものや習性についても詳しくお教えしますので、最近見かけるようになって不安に感じる場合は、早めに対策をしましょう。
目次
▼ハトが嫌いなものとは?-天敵編-
ハトの天敵は何かご存じでしょうか。ハトの天敵はカラスやフクロウ、タカ、猫などが存在します。フクロウ、タカは肉食であり、カラスは雑食ですので、同じ鳥でもハトを食べてしまいます。
しかし、町中ではフクロウやタカ、ワシはなかなか見かけませんよね。よって、町中では主にカラスや猫がハトの嫌いなものの対象となります。カラスや猫が天敵といっても、町中にはゴミがたくさんあり、餌もいたるところにありますのであまりハトを食べることはありません。それによりハトはあまり捕獲されることがないのです。
▼ハトが嫌いなものとは?-におい編-
実はにおいにも種類によってはハトが嫌いなものがあります。継続して嗅がせることでハトを撃退することもできますので覚えておきましょう。
ハトは臭覚が鋭く、においに敏感です。ハトが嫌いなにおいには、漂白剤、バラ、ミント、ニコチンが存在します。バラやミントは人にとってはいい匂いと感じやすく、見た目もいいため、植えておけばハトは嫌がり、近づいてこないでしょう。
しかし、漂白剤、ニコチンはあまりいい匂いとはいえません。使用方法としては、液体を布に浸したり、霧吹きなどを吹きかけておくといった方法がありますが、人が不快に感じるにおいですので、バラやミントをおすすめします。育てることができなければ、アロマオイルを使用するのも一つの手ですのっで、ぜひお試しください。
反対に、ハトはフンのにおいに安心感を覚える生き物です。もしベランダなどにフンをされてしまったら、においを嗅ぎつけてまた戻ってくるおそれがありますので、早めに対策をしましょう。
▼ハトを撃退するなら嫌いなものプラスαで効果アップ
ハトを最近ベランダなどでよく見かけるようになったり、フンを発見したら、住みついて巣を作ってしまう前に近寄ってこないよう対策をしてください。ハト撃退グッズにはさまざまな種類があります。今まで試してみた方法もあるかもしれませんが、正しい方法で使用すれば効果がでます。もう一度見直してみて、最適な方法を探しましょう。
ネットを張る
鳥よけネットは物理的にハトの侵入を阻止しますので、一番効果的です。しかし、使用する際は必ず隙間ができない用に設置をしてください。ハトは執着心の高い生き物ですので、わずかな隙間でも侵入を試みます。意外と体は柔らかいので、ほんの少しの隙間でも簡単に侵入してしまいます。
ワイヤーを張る
ワイヤーは、ハトが止まりそうなベランダの手すりや塀の上などに設置します。手軽で見た目も目立ちませんし、ハトが思いもよらない衝撃を受けることで恐怖心を感じさせることができます。
しかし、このワイヤーを使った鳩の撃退方法の効果が発揮されるのは、軽い症状の「初期段階」と呼ばれる段階のみになります。
初期段階とは、そこをハトが休憩するために止まる場所として利用していることをいい、ワイヤーではその止まる動作を阻止することができます。そのため、ハトを寄せ付けないことができますが、すでに大量のフンがあったり、昼夜関係なく滞在している場合は効果がありません。
スパイク設置
スパイクとは、いわば針山のことです。スパイクに隙間があると、その間にハトがとまってしまいますので、より隙間の少ないスパイクを選びましょう。設置する際は、ハトがよくとまる場所にピンポイントに置くことが重要です。
ハトは同じところにとまる習性があります。普段からよく観察し、最適な場所に設置するようにしましょう。また、針の強度が低いと、ハトは影響ないと知り、遠慮なくスパイクの上にとまってしまいますのでご注意ください。
忌避剤を使う
忌避剤は、ハトの嫌がる成分やにおいが入っており、主にジェルタイプ、スプレータイプ、固形タイプの三種類に分けられます。忌避剤は扱いやすく、設置もしやすいですが、中にはにおいがきついものもありますので、慎重にお選びください。
忌避剤もハトが休憩ポイントとして立ち寄っている場合には効果的ですが、住みついてしまっている場合はハトの執着度が高い状態ですので、あまり効果はなくなってしまいます。
▼ハトの駆除は難しい…その理由は性格と法律です
ハトが家に住みついて巣を作ってしまったとしましょう。フンの被害や騒音によってハトを捕獲または駆除してしまいたいと思うかもしれません。
しかし、鳥の駆除は法律により禁止されています。なので、私たちはハトを近寄らせないようにすることしかできないのです。
それならば、ハトの嫌いなもので寄せ付けないよう対策をすればいいと思うかもしれませんが、ハトは執念深いため、対策をする場合は徹底的におこなわなければいけません。このようにハトの駆除とても難しいのです。
ハトは執念深い
ハトは天敵もいなく、巣の材料となるものや餌となるものが存在する安全な場所に住みつきます。家のベランダなどに巣を作られてしまった場合は、200km~1,000km離れていてもハトの強い帰巣本能により、必ず戻ってきますので厄介です。
保護法で守られている
鳥の捕獲や駆除は「鳥獣保護管理法」により禁止されています。また、巣にあるタマゴを捕ることもできませんので、家に巣を作られたからといって、勝手に危害を加えることはできません。
とまっているハトや住みついているハトを威嚇して遠くに追いやろうとする方もいるかもしれませんが、そのような鳥に対する威嚇行為も禁止されていますので、しないように気を付けましょう。
ハト駆除はプロがいちばんです
まだ初期の段階でハトを寄せ付けないようできたらいいのですが、巣を作られてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。
正直、専門のハトの駆除業者に依頼するしかありません。業者に依頼しますと、駆除以外にも、清掃や除菌をおこなってくれ、またハトが来ないよう対策をしてくれますので、再びハトによる被害に苦しむことはなくなります。
▼ハトを捕まえちゃった!このまま飼育はできる?
ハトが嫌いなものをいろいろ試してみたけど効果がない。いっそのこと捕まえて飼育しようと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、先ほどもお伝えした通り、野生の鳥自体法律で捕獲することが禁止されています。
しかし、ハトの中にはレース用や鑑賞目的であれば飼育できるハトも存在します。もしハトを飼いたいと思うのでしたら、ペットショップで購入してください。
海外のハトは形や色がさまざまで種類が豊富ですので、お気に入りの一匹が見つかるかもしれません。フンは乾燥すると空中に舞い、雑菌を体内に吸収してしまう危険性がありますので注意が必要です。ハトを家で飼っているときにフンをしたらすぐに処理するようにしてください。
▼まとめ
ハトは一度お気に入りの場所を見つけてしまいますと、執念深く戻ってきます。最近ベランダなどで見かけるようになったり、フンが落ちていたら寄せ付けないようハトが嫌いなもので対策をしましょう。
初期の段階では、それだけでも住みつく可能性が低くなります。もし巣を巣作られてしまった場合は、諦めさせることは難しいですので、プロの業者に任せましょう。
キジバトの寿命は10年!「ペット」「害鳥」どちらの立場から見る?
鳩は縁起のいい鳥といわれています。日本には6種類の鳩がいて、キジバトもその中の一種です。キジバトの寿命はおよそ10年~20年です。寿命に大きな差があるのは、住環境と個体の強さです。
もともとは山間部に生息していたキジバトですが、最近ではどこでも見かけるようになりました。そんなキジバトは人からするとかわいい鳥なのでしょうか。それとも害を加える害鳥なのでしょうか。
本コラムではそんなキジバトについて、またペットとして鳩を飼うことができるのかについてご紹介します。
目次
▼【寿命】キジバトってどれくらい生きるの?
世界中にいる鳩の種類は約300種類です。そのうち日本にいる野生の鳩の種類は、約6種類です。この6種類の中にキジバトもふくまれています。また、天然記念物や絶滅危惧種とされている鳩もいます。
実は、日本ではあちこちで見かけるキジバトは、世界的にみると限られた場所にしか生息しておらず、貴重な鳥です。
公園や神社、などでよく見かける鳩にはキジバトとドバトという2種類がいます。キジバトの見分け方は、ドバトよりも体が一回り小さく、翼が茶褐色です。翼の模様なうろこ状なのも特徴の1つです。
キジバトの寿命は、およそ10年~20年と言われています。寿命に10年も幅があるのは、生活環境や個体差により違いがあるからです。
そもそも野生の鳩の寿命を孵化から観察し一生涯を通して把握することはできません。そのためハッキリと把握できていないということもあります。しかしペットとして飼育されている鳩は、野生の鳩に比べて長生きをするようです。
▼キジバトの生態や特徴について
キジバトは、もともとは山間部に生息していて狩猟の対象の鳥でした。しかし都市部において狩猟が禁止となって以来徐々に、キジバトは人の生活圏内に姿を現すようになります。都市部の方が山間部と比べ、危険が少なく住みやすいことがわかり徐々に移動してきたと考えられています。
キジバトの餌は木の実や種です。都市部でも公園など緑の多い場所には、これらの餌が多くあることから住みつくようになりました。キジバトには、群れではなく単独あるいはつがいで行動するという特徴があります。
つがいになったとしても、ずっと同じ相手といるわけではありません。雛が大きくなり、巣立っていくとそのつがいとは別れます。そしてまた別の相手とつがいになり繁殖をするのです。そうすることで同じ遺伝子ばかり残すのでなく、いつがいとなった鳩の数だけの遺伝子を起こすことになるのです。
キジバトは周年繁殖をおこないます。周年繁殖とは、季節に関係なく年中卵を産み、年中繁殖をするということです。産卵回数は1年に3~4回といわれていますが、公園など人から餌をもらえる環境にいる鳩は、栄養状態がよいことから産卵回数が増え、7~8回可能であるといわれています。
産卵は、一回につき2個の卵を産みます。卵は、2~3週間で孵化し、1カ月~1カ月半で巣立っていきます。雛は、巣立ってから4~5カ月で産卵が可能になります。キジバトの繁殖力は、鳥のなかでも非常に強いものです。
▼【ペット】鳩は飼えるの?
キジバトをペットとして飼育することはできません。その理由は、キジバトが野鳥だからです。野鳥であるキジバトは、鳥獣保護法という法律によって保護されているのです。この法律の目的は、野生の鳥獣を保護するために捕獲などを禁止するというものです。たとえ野生の鳥がケガをしている場合でも捕獲は基本的に認められません。
もし巣から落ちた雛やケガをしているキジバトを一時的に保護する必要があっても、勝手に保護をしてはいけません。まずは猫やカラスにつかまらない場所に移動させ、親鳩が戻ってくるまで様子をみます。うかつに人が保護してしまうと、親鳩の元にもどれないだけでなく、成長しても野生に戻ることができないからです。親鳥が現れず、保護の必要がある場合も個人の判断で保護するのではなく、必ず都道府県の動物保護課に相談をしてからにしましょう。
動物保護課から保護する許可をもらって雛を保護する場合は、まずは雛用の餌を準備しなければなりません。まだ木の実などの固形物を食べることができない雛の餌は、「ピジョンミルク」というものです。
親鳥は雛を育ててるとき、食道の一部にある素嚢(そのう)という部分から分泌される物質を吐き戻して雛に与えます。素嚢乳(そのうにゅう)は、雛にとってとても栄養がある食料で、孵化後1週間で体重が2倍に増えます。
しかし飼育環境では素嚢乳を手に入れることができません。その場合、素嚢乳の代わりのビジョンミルクとして豆乳を使用することがあります。
▼もし飼うのなら…飼育OKな鳩の寿命を伸ばす方法
野鳥であるキジバトをペットとして飼育することはできません。しかしペットとして飼育できる鳩もいます。
◆ペットとして飼育可能な鳩と飼育方法
ペットとして飼育できる鳩は、ギンバトやジャゴビンといった種類です。ペットとしての飼育以外に、レース、観賞を目的とされている鳩がいます。個体の金額も種類や血統によってさまざまです。数千円から数万円といったところが相場のようです。
鳩を飼育するため必要なものは、ゲージ(鳥かご)やエサ入れ、水入れ、止まり木などを揃える必要があります。エサはショップなどで販売しています。ネット購入ができるショップもあります。このほかにも体調管理や健康促進としてサプリメントを使用することもあります。また足環が必要になる場合があります。
ゲージは、目安として鳩が十分翼を広げられるくらいの大きさが必要です。飼育する鳩の種類にもよりますが、何匹かの鳩を飼育する場合は鳩の習性を考え、複数のゲージを用意したほうがいい場合があります。
◆鳩が長生きするためにすべきこと
鳩が病気にならないためには、ワクチン接種をしたり、病気の予防をしたりすることが必要となります。
このほかにも、野生の鳩が近づかないよう鳩のゲージの置き場所に気を付けなければなりません。これは、野生の鳩からの感染を防ぐためだけでなく、天敵である猫やカラスから守るためにも大切なことです。また鳩のゲージ内の衛生管理も大切です。ゲージ内の掃除はこまめにおこないましょう。
鳩の様子がいつもと違うなど、異変を感じたら早めに獣医師の診察を受けましょう。もし複数を飼育しているなら体調不良の鳩を隔離することも、ほかの鳩に感染させないために大切なポイントになるでしょう。
鳩を飼育するための初期費用として、ゲージやエサ入れ、水入れ、止まり木など合わせるとおよそ数千円から数万円が相場です。餌やサプリメント、足環の価格は、さまざまです。鳩の大きさや予算に合わせて選ぶとよいでしょう。
▼深刻な鳩被害の実態についても知っておこう
自身にとってはペットでも、近隣の人に鳩が被害を与えてしまうことがあります。隣の家との敷地が近い場合は、とくに注意が必要です。
よくある鳩の被害には以下のようなことが挙げられます。
1. 鳴き声による騒音
鳩の鳴き声は、早朝から始まります。特に繁殖期になると昼夜問わずに鳴きます。家のベランダなど近い距離での鳴き声は、騒音被害ともいえるでしょう。また翼をはばたかせる音も鳴き声と同じく耳障りな音です。鳩に住みつかれている家だけでなく、その周囲の家も同様に被害を受けているのです。
2. 野生の鳩が寄ってくることによる鳩被害
ペットとして飼っている鳩に野生の鳩が寄ってくることがあります。それによって上記のような被害をだしてしまうことがあります。鳩による糞害や騒音などは、自分の家だけなく周囲の家にも迷惑をかけてしまいます。とくに集合住宅など距離が密接している場所に住んでいる方は、気を付けなくてはいけません。
3. 鳩と糞による細菌感染などの衛生被害
野生の鳩はいろんな病原菌を運んでくるため危険です。鳩の糞にも、体内で繁殖できずに排泄された病原菌が多く含まれているので、素手で触ることは厳禁です。とくに注意したい鳩が原因の病気は次のとおりです。
◆トキソプラズマ症
哺乳類や鳥類に感染する原虫“トキソプラズマ”が原因の病気です。世界中の約1/3が感染しているといわれています。健康であれば症状が現れることはほとんどありませんが、免疫不全の人には重篤な症状を引き起こすことがあります。また妊娠している方が感染すると、胎児の死産や自然流産、誕生した胎児に異常がでるといったリスクが高まります。
◆オウム病
オウムだけでなく鳩もオウム病の病原菌を持っていることがあります。症状は、急激な発熱と咳です。中には肺炎や呼吸困難にまで重症化する場合もあり注意が必要です。
◆クリプトコックス症
空気中や土に含まれる真菌が原因の病気です。鳩の糞に混ざっていた真菌を、空気を介して吸い込むことで感染してしまいます。免疫が低めの高齢者や抗体がない赤ちゃんが感染すると、とくに重篤になってしまう可能性があります。
◆ヒストプラズマ症
糞中に含まれる細菌を吸い込むことで感染します。発症については急性と慢性、進行性と3つのパターンに分かれていますが、多くの場合無症状であり、感染しても症状が軽いといわれます。ただし、重症になると発熱や胸痛、場合によっては急性肺炎を引き起こします。最悪の場合は、通常の生活がおくれないような呼吸機能障害まで進行してしまうこともあります。
このほかにも、アレルギー体質の方は鳩が原因でアレルギー症状を発症する可能性があります。たとえペットとして飼っている鳩であっても掃除のときなどに糞を素手で触ったりしないようにしましょう。乾燥した糞は特に、空気中に舞い上がりやすいためマスクをつけることをおすすめします。
▼鳩被害が予想されるなら、早めの対策が必要です
鳩がいったん住み着いてしまうとなかなか追い出すことができません。これは、鳩には帰巣本能があるためです。はじめのうちは短時間の休憩です。しかし徐々に滞在時間が増えます。休憩場が安全であると確認できると、巣を作り住処にしてしまうのです。
最近よく鳩がやってくるようになったと感じたら、早めに対策をとる必要があります。対策の基本は、まず寄せ付けないようにすることです。そのために市販の鳩除けグッズ有効です。
鳩除けグッズには、鳩が寄り付かないようにするためのテグスや鳩除けネットなどがあります。また、手すりに止まらないようにするトゲトゲがついた鳩除けマットや、鳩が嫌がるにおい成分が入っている忌避剤もあります。
しかし鳩は非常にしつこいです。ネットを張ってもちょっとした隙間があれば、そこから入り込んでしまうのです。もうこの段階まできたら鳩の習性が働いているため、私たちでは手に負える状態ではありません。早めにプロに相談することをおすすめします。
既に巣を作られてしまっている場合は、もう素人では手に負えないでしょう。鳥獣保護法という鳥や動物を守るための法律により、鳩だけでなく巣や卵も保護対象となっているからです。むやみに手を出すと法律違反になってしまいますので、所有する家や建物であっても、手を出さないようにしましょう。
▼まとめ
日本には約6種類の鳩がいます。鳩の繁殖力は鳥の中では非常に強く、1年中いつでも産卵することができます。年に3~4回産卵することもあります。キジバトはペットで飼育することはできませんが、飼育用、レース用、観賞用の鳩を飼育することは可能です。鳩をペットにするときは、近隣の方々に鳩被害を与えないよう十分に気をつけなくてなりません。
鳩の糞には多くの病原菌が含まれていることから、とくに注意が必要です。掃除する際も、素手で触らないようにし、吸い込まないようにマスクを着けることを徹底しましょう。乾燥した糞は、掃除の際に空地中に舞い上がってしまうため要注意です。
野生の鳩がやってきて、そのまま住み着いてしまわないような鳩除け対策も必要です。鳩がやってこないためには、テグスや鳩除けネットが手軽でおすすめです。
鳩が一旦住み着いてしまうと、帰巣本能によりなかなか追い払うことができません。またすでに巣を作られたり、卵がある場合は、鳥獣保護法という野生鳥を保護する法律があるためむやみ手をだすことはできません。もし、長時間居ついていると感じたら早めにプロに相談しましょう。